ベルギーのブリュッセルに、ちっちゃな小便小僧の像があります。
以前、友人とベルギーに行ったとき、実際に見たんですよ。
もっと大きい銅像をイメージしていたら、本当にちっちゃくて、ちょっとびっくりしました。
世界三大がっかりのひとつ、なんて言われたりもしますけど。
でも、なんであの子は立ち小便をしているのか。
理由を知っていますか。
諸説ありますが、一番よく知られているのはこんな話です。
17世紀のブリュッセル。
街に火がつけられそうになった。
爆薬の導火線が、シュー、と燃えていた。
それを見つけた一人の男の子が、迷わずおしっこをかけて消した。
街が、救われた。
そのまま、その子の姿が像になって、今も残っている。
読んだとき、ちょっと笑っちゃったんですよ。
爆薬を消したのが、消防士じゃない。
消火器でもない。
最新の道具でもない。
おしっこ。
しかも子ども。
「いやいや、もっとちゃんとした方法あったでしょ」って言いたくなる。
でも、よく考えたら、すごい話だなと思ったんです。
その子は、特別な訓練を受けていたわけじゃない。
何かを準備していたわけでもない。
ただ、その場に居合わせて。
手元にあるもので、すぐ動いた。
それだけ。
だから、街が残った。
「ちゃんとした道具を取りに行こう」
「大人を呼んでこよう」
そう考えていたら、間に合わなかったと思うんですよ。
導火線は、待ってくれないから。
わたしにも、似たようなことがあって。
仕事を進めていると、途中で別のアイデアがふっと浮かぶことがあるんです。
「これも良さそうだな」
「あれも面白そうだな」
ひとつのことに取り組んでいるはずなのに。
次から次へと、別の発想が出てくる。
発想が浮かぶこと自体は、悪くないと思っていました。
でも、気づいたんです。
本線から、どんどん外れていく。
戻ってくるのに、時間がかかる。
積み上げているはずなのに、本筋が進まない。
そういう感覚が、ありました。
ある日、ふと思ったんですよ。
「良さそうなこと」に手を伸ばしているうちに、今いちばん進めるべきことが、止まっているんじゃないかって。
派手な選択肢って、目を奪うんですよね。
新しい話は、キラキラして見える。
新しい方法は、便利そうに見える。
それを試してから、本気を出そう。
そう思っているうちに、時間だけが過ぎていく。
でも、街を救った男の子は、新しい道具を取りに行ったりしなかった。
その時、自分が持っているものを使った。
だから、間に合った。
ベルギーの街を歩いていて、面白かったんですよ。
ゴディバみたいなチョコレートのお店が、個人店として、普通に街に並んでいる。
喫茶店でコーヒーや紅茶をたのむと、何も言わなくても、お菓子が一緒に出てくる。
料理もおいしくて、いいところだなと思いました。
派手な観光名所じゃなくて、こういう地味な日常のところが、ずっと街を支えている気がしたんです。
あなたのお店にも、すでに手元にあるものがあります。
毎日お店を開けていて。
来てくれたお客さんに、丁寧に向き合っていて。
腕は、もうある。
人柄も、もうある。
「これから何か新しいことを始めなきゃ」じゃなくて。
今、手元にあるものを、ちょっと整える。
それだけで、変わることがあるんです。
Googleマップに、お店の写真を一枚足す。
口コミに、ひと言だけ返信する。
営業時間を、正確に直す。
派手じゃない。
かっこよくもない。
おしっこで導火線を消すくらい、地味です。
でも、これが一番効くことが、けっこうあります。
(店舗集客の全体像は、こちらの記事にまとめています。)

まず、今のお店がどう見えているか、確認してみてください
「じゃあ、Googleマップって何から手をつけたらいいの?」
そう思った方へ。
まずは、今のお店がどう見られているのかを
知ることが、はじめの一歩です。
Googleマップで来店を逃している原因を確認できる、
無料の診断ツールを、登録者限定でプレゼントしています。
店名と地域名を入力するだけで、
近隣店舗との口コミ比較や、
今すぐ直すべき改善点を確認できます。
診断は約3分で完了します。
登録後すぐに、
診断ツールのURLとパスワードをメールでお送りします。

読んでくれてありがとうございました。

