フォロワーが増えても常連が増えない理由

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フォロワーは増えているのに、なぜ常連は増えないのか

「フォロワー数は
順調に伸びているのに、
お店に来る人は増えない」。

そんな声、
本当によく聞きます。

投稿を頑張って、
リールも研究して、
数字は確かに伸びた。

なのに、
売上にはつながらない。

このモヤモヤ、
実はあなただけの悩みじゃないんですよ。

SNSのコラムでも指摘されている通り、
フォロワー数が増えても、
それだけでは
成果に結びつくとは限らない、
とされています。

つまりフォロワー数と売上は、そもそも比例するものじゃないんですね。

ここを勘違いしたまま
投稿を増やし続けても、
疲れるだけで
常連は増えていきません。

まずはこの前提を、
一緒に確認していきましょう。

新規獲得の導線と常連化の導線は別物です

多くのオーナーさんは、
「フォロワーを増やす投稿」と
「常連になってもらう投稿」を、
同じものだと思っています。

でも実は、
このふたつは
まったく別の導線なんですよ。

– 新規獲得の導線:知らない人に「気づいてもらう」ための投稿
– 常連化の導線:フォローした人に「また会いたい」と思ってもらう投稿

新規向けの投稿は、
バズりやすい話題や、
綺麗な写真が武器になります。

でも常連化に必要なのは、
それとは違う武器です。

フォローしてもらった後の関係づくりが、
ここでは主役になります。

具体的にいうと、
ストーリーズでの雑談だったり、
コメントへの返信だったり、
DMでのやり取りだったりします。

ここを飛ばして
新規向けの投稿だけを続けても、
フォロワーは通り過ぎていくだけ。

お店の前を素通りする
お客さんのようなものですね。

エピソード:フォロワー3000人なのに予約が埋まらないサロン

小さなネイルサロンを
ひとりで営むAさんの話です。

Aさんは毎日欠かさず
施術例の写真を投稿していました。

半年でフォロワーは
3000人を超えたそうです。

でも、
新規予約は増えるのに、
2回目の予約が入らない。

「あんなに『いいね』を
くれていたのに、
なんで来てくれないんだろう」。

Aさんはそう感じて、
過去の投稿を見返してみました。

すると気づいたのが、
フォローしてくれた人へのその後の接点が、ゼロだったことです。

投稿は「見てもらう」ためのもので、
「また来てもらう」ための工夫が
まったくなかったんですね。

新作ネイルの投稿はあっても、
「次回はこのデザインで
どうですか」という
一言がなかった。

フォローした瞬間から、
Aさんとの関係は
止まったままだったんです。

スマホでネイルサロンのSNSを見ながら次の予約を迷っている女性客の手元

「1:5の法則」が教えてくれること

マーケティングの世界には、
「1:5の法則」という
考え方があります。

新しいお客さんに
買ってもらうためのコストは、
既存のお客さんに
買ってもらう場合の
5倍かかる、という法則です。

さらに関連する
「5:25の法則」では、
お客さんが離れていく割合を
5%改善するだけで、
利益は最低でも
25%改善するとされています。

これ、
かなり大きい数字ですよね。

つまり、
新規フォロワーを増やす作業に
時間を使い続けるより、

すでにフォローしてくれている人を逃さない工夫の方が、

実は近道になる
可能性が高いんです。

でも実際の発信を見てみると、
ほとんどの時間が
新規向けの投稿づくりに
使われていませんか。

もし心当たりがあるなら、
配分を見直すだけでも、
状況は変わってくると思います。

フォロー後に起きている「関係の空白」

フォローしてもらった直後って、
実はいちばん
熱量が高いタイミングなんです。

「このお店、気になる」
「今度行ってみようかな」。

そう思ってフォローしたのに、
そこから何も起きない。

これが「関係の空白」です。

タイムラインには
新しいフォロワーへの
挨拶も、案内もない。

ただ淡々と、
次の投稿が流れてくるだけ。

これでは、
せっかくの熱量が
そのまま冷めてしまいます。

SNSの調査コラムでも、
フォロワーが急に増えると
既存の関係が薄まりやすく、

ストーリーズやDMで
能動的にやり取りすることが、
関係を深める上で
効果的だと指摘されています。

つまり、
フォローされた後こそ、
個別に声をかける工夫
必要だということですね。

ここを放置している間に、
せっかく獲得した新規フォロワーは、
静かに離れていってしまいます。

エンゲージメント率という物差しで発信を見直す

フォロワー数だけを
追いかけていると、
見落としがちな指標があります。

それがエンゲージメント率です。

これは投稿に対して、
どれだけ「いいね」や
コメントが
ついているかを示す数字です。

目安としては、
2%を超えていれば合格ライン、
1%を下回ると黄信号、

とされています。

ちなみにInstagram全体の
平均エンゲージメント率は
0.43%というデータもあります。

もし自分の投稿が
1%を下回っているなら、

フォロワーの数字ほど、
実際の関係は
育っていないかもしれません。

– 直近10投稿の「いいね数」を合計する
– フォロワー数で割って100をかける
– 2%を超えているか確認する

この数字は、
月に1回でいいので
チェックしてみてください。

フォロワー数のグラフより、
こちらの数字の方が、
常連化の進み具合を
正直に映してくれますよ。

常連化の導線をつくる5つのステップ

ここからは、
実際に試せる手順を
お伝えしますね。

– ステップ1:フォローしてくれた人に、24時間以内にお礼のストーリーズやDMを送る
– ステップ2:プロフィールに「次に来た時の特典」を1行添える
– ステップ3:投稿の最後に「次回はこのメニューどうですか」と一言添える
– ステップ4:来店・購入後のお礼メッセージをテンプレ化しておく
– ステップ5:月1回、常連さん限定の投稿やクーポンを用意する

このうちステップ1は、
特に効果を感じやすいので、

今日から始められるものとして
おすすめしています。

フォローしてもらった直後は、
まだあなたのお店への
興味が残っている時間帯です。

その時間を逃さずに
一言を送るだけで、

「見ているだけの人」から
「関わってくれる人」へと、

関係が一段階
進むことがあります。

どれも、
特別な技術は
いりません。

大事なのは、
「見てくれてありがとう」で終わらせないことなんです。

漫画やAIを使っている方なら、
キャラクターに
このセリフを言わせる、

という形にしても
自然に馴染みます。

たとえば
「またお店で待ってるね」
という一言を、

漫画のコマの中で
キャラクターが
言ってくれるだけでも、

読み手の印象は
だいぶ変わってきます。

無理に難しい施策を
増やす必要はないんですよ。

今できることから、
ひとつずつ
試してみてください。

エピソード:常連メニューを作ったカフェオーナーの変化

もうひとつ、
架空のエピソードを
紹介させてください。

小さなカフェを営むBさんは、
新作ドリンクの投稿を
毎週続けていました。

フォロワーは増えても、
2回目の来店が
なかなか増えない。

そこでBさんは、
投稿の最後に
一言を足すようにしました。

「次回来てくれた方には、
このドリンクをこっそり
サービスします」。

たったこれだけの工夫でも、
コメント欄に
「行きます」という声が
つき始めたそうです。

さらに来店したお客さんには、
「また来てくれて
嬉しいです」と
声をかけるようにしました。

数字が劇的に
変わったわけではありません。

でも、
「私のことを覚えてくれている」
という安心感が、

常連さんを
少しずつ増やしていった、
という変化だったそうです。

新規向けの投稿を
変えたわけではなく、

フォロー後の
一言を足しただけ。

それだけで
流れが変わることも
あるんですね。

SNS疲れの正体は「新規偏重」かもしれません

毎日投稿を考えるのって、
本当に大変ですよね。

ネタ切れになったり、
反応が薄いと
落ち込んだりもします。

その疲れの原因、
実は投稿の量ではなく、

「新規向けだけを追いかけていること」
にあるかもしれません。

新規向けの投稿は、
毎回ゼロから
「気づいてもらう工夫」が必要です。

でも常連向けの投稿は、
すでに関係ができている分、

ちょっとした一言や
裏話でも
喜んでもらえます。

たとえば、
「今日はこんな失敗をしました」
という小さな雑談。

これは新規の人には
刺さりにくいけれど、

すでにフォローしてくれている人には、
親しみを感じてもらえる材料
になります。

投稿のすべてを
新規向けにする必要はありません。

半分は常連さん向けに
振り分けるだけで、

ネタ切れの感覚も、
少し軽くなるはずですよ。

漫画やAIを使うなら「その後」にも活かしてみる

漫画やAIで
発信をしている方は、

「気づいてもらう」ための
キャラクター作りは
得意な方が多いと思います。

でも、
そのキャラクターを

フォロー後の関係づくりにも使えているでしょうか。

たとえば新規向けには、
インパクトのある
1コマ漫画で興味を引く。

そして常連向けには、
同じキャラクターが

「先週来てくれた方、
ありがとうございました」
と語りかける投稿を挟む。

AIでイラストを
量産できる時代だからこそ、

新規向けと常連向けを
分けて作ることも、
以前より簡単になっています。

– 新規向け:目を引く1枚、興味を持たせる導入
– 常連向け:お礼、次回の案内、裏話

このふたつを
意識して使い分けるだけで、

同じキャラクターでも、
役割がはっきりしてきます。

結果として、
フォロワーが「見る人」から
「通う人」に変わっていくんですね。

今週から確認できるチェックリスト

最後に、
今週から使える
確認項目をまとめておきますね。

– 新しいフォロワーへの挨拶やお礼を送っているか
– 投稿の中に「次回」を意識した一言があるか
– 直近のエンゲージメント率は2%を超えているか
– 常連さん向けの特典や投稿を用意しているか
– 来店・購入後のフォローメッセージがあるか

チェックする時は、
過去1週間の投稿と
DMの送信履歴を

実際に見返しながら
確認してみてください。

「たぶんやっている」ではなく、
実際にやったかどうか
判断するのがポイントです。

5つのうち、
2つ以上に「いいえ」がついたら、

新規向けの発信に
力を入れすぎている
サインかもしれません。

完璧を目指す必要はありません。

まずは1つだけ、
今週試せそうなものを
選んでみてください。

小さな一言でも、
続けることで
関係は育っていきます。

常連さんが増えると、発信そのものが楽になります

常連化の導線を
整えていくと、

実は発信そのものが
ラクになっていきます。

なぜなら、
常連さんは

あなたの投稿を「待ってくれる人」
になるからです。

新規向けの投稿は、
毎回反応が読めません。

バズることもあれば、
まったく伸びない日もあります。

でも常連さんは違います。

新作の案内を出せば、
高い確率で
反応してくれます。

コメントも増えるので、
エンゲージメント率も
自然と上がっていきます。

つまり、
常連さんが増えることは、

新規向けの投稿の
土台を強くすることにも
つながるんですね。

たとえば、
先ほどのカフェオーナーBさんも、

常連さんが
コメントを増やしてくれるようになってから、

新作投稿の反応自体も
良くなっていったそうです。

これは偶然ではなく、
エンゲージメント率が高い投稿ほど、

新しい人にも
表示されやすくなる、

という仕組みが
関係していると考えられます。

常連づくりは、新規獲得の遠回りではなく、むしろ近道なんです。

焦って新規向けの投稿数を
増やす前に、

まずは今いるフォロワーとの
関係を見直してみてください。

それだけで、
発信の疲れ方も、
成果の出方も、
きっと変わってきますよ。

まとめ:フォロワー数より「また来たくなる理由」

フォロワーが増えても
常連が増えないのは、

あなたの発信が
下手だからではありません。

新規獲得の導線と常連化の導線が、そももそ別物だったというだけです。

新規向けの投稿に
力を入れるのは、
もちろん大切なことです。

でも同じくらい、
フォローしてくれた後の
関係づくりにも、

時間を分けてあげてください。

1:5の法則が示すように、
すでに関わってくれている人を
大切にすることは、

遠回りに見えて、
実はいちばんの近道
なんですよ。

今日紹介した中から、
まずはひとつだけ
試してみてください。

「また来たくなる理由」を
少しずつ増やしていけば、

フォロワー数のグラフより先に、
常連さんの顔が
思い浮かぶようになるはずです。

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